出川哲郎さんといえば、抱かれたくない芸人の1位や嫌いな芸能人1位に毎年のように名を連ね、女性誌のananのアンケートでは、嫌いな芸人に2001年から2005年まで1位となり殿堂入りしました。
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本人も落ち込んだという砂に埋めてみたい芸人でも1位になったとか…(どんなアンケートやねん！)
そんな出川哲郎さんは、近年テレビやCMに数多く出演し、好感度高い芸人の一人となっています。
今回は、かつて嫌いな芸人で殿堂入りまでした出川哲郎さんが、どうして好感度高い芸人になったのかを勝手ではありますが、考察していきたいと思います。
出川哲郎が世に出たきっかけ
ビートたけしのお笑いウルトラクイズという番組で体を張った企画で活躍し、ダチョウ倶楽部達とともに、リアクション芸人としての地位を確立していきました。
～こんな逸話も～
売れる前、ものまね芸人の松村邦洋さんは、出川さんよりも少し前に売れ、いろいろな番組で売れていない出川さんのものまねを披露したそうです。当然その場はシーンとなり、それを見ていた出川さんは、松村さんに「なんで売れてない俺のものまねするんだよ」と言ったところ、「出川さんの売れる待ちです。」と言われ感動したそうです。
周りの後押しもあり、芸人として売れるようになった出川さんですが、芸風もあり、「よごれ」「気持ち悪い」というイメージが視聴者にはついていきます。
そこから約２０年以上嫌いな芸人としてのイメージのまま活躍されました。
嫌いな芸人が２０年以上活躍できた理由
視聴者に嫌われている芸人がなぜテレビに出続けられ、活躍できてきたのでしょうか？
それは、芸人仲間や、業界関係者に気に入られ、テレビとして必要だったからだと考えます。
大物司会者の島田紳助さんは、引退前出川哲郎さんのことを、「司会者的にすごく楽だ」と言ってました。
番組がしんどい時に頑張ってくれて、みんながウケてる時に引いてくれる絶妙な腕を持っているみたいです。
何人もの芸人が出てきては消えるこの業界で、20年以上も活躍している理由は、番組のスタッフや司会者が求めている期待値よりちょっとだけ上をいっているということでしょう。
大幅に上をいくのではなく、”ちょっとだけ上をいく”ことが、長い間活躍できた理由だと思います。
出川哲郎が好感度高い芸人になった理由
ここでやっと本題に入りますね！
出川さんが20年以上嫌われ芸人だったのに、ここ数年で番組にCMに大活躍しています。しかも以前のようなポジションではなく、好感度の高いポジションとして出演されています。
一体何が起こったのか・・・
それが、「世界の果てまでイッテQ」です！
イッテQで出川のはじめてのおつかいという英語でおつかいをするコーナーが人気となりました。
下手な英語で「出川イングリッシュ」(自由の女神をフリーウーマン※自由な女と言ったり)と呼ばれ、子どもや女性にかわいいや全力な姿がかっこいいと人気者になっていきました。
このコーナーがきっかけではありますが、本来の優しさや一生懸命さがここ数年で視聴者に理解されたということが嫌いな芸人から好感度高い芸人になった理由だと思います。
そしてもう一つ！
出川哲郎さんが芸人としてデビューのきっかけとなったのが、専門学校時代に同級生だったウッチャンナンチャンの番組でリアクションが面白いということで芸人になったそうです。
それから数十年後、ウッチャンの番組、世界の果てまでイッテQで人気者として再ブレイクするという・・・
出川さんもすごいのですが、ウッチャンもすごいんじゃないか！？と思ってしまいました。
今度ウッチャンのプロデュース能力についても記事を書いてみたいと思います！
今日の芸人は、出川哲郎さんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
